中国のウェディングフォトかわいー!
海外だし撮影準備とか大変なのかな。
実際やるのはハードル高いなー
ウェディングフォト撮影の準備って、ドレスやヘアメイク決めや金額調整はもちろん、撮影指示書をつくったり撮影道具・アクセサリーを自分で用意したり、打合せをしたり、楽しいながらも大変。
中国でウェディングフォトを撮影するとなるともっと大変なの?
日本とのちがいを知っておけば「本当にコレで大丈夫なのかな…?」という不安がなくなり安心して撮影日を迎えることができます。中国は日本より融通がきくので、準備次第で写真の仕上がりへの満足度も上がること間違いなし。
今年6月末に中国語もほぼわからないのに中国・深センでウェディングフォトを撮影してきた私が実際に体験した裏側を詳しくレポートしていきます!
中国ウェディングフォト撮影までの流れ【不安】
まずは撮影までの流れをざっくりご紹介。知っているだけで不安がかなり解消されます。
契約時(前):撮影スタイルを決める
中国ウェディングフォトは、撮影スタイルが豊富♡
そのうち何種類を撮影するのか、どの撮影スタイルにするかでお値段が変わってきます。契約後でも融通が利く部分・利かない部分があるので、契約時にしっかりと確認をとりましょう。
>>>契約の流れや注意事項についてはこちらの記事へ
契約成立となれば、当日話した人・カメラマン・ヘアメイクなどこの撮影に関わる全ての人が入ったWeChat(≒LINE)グループが作成され、トーク画面で質問したり撮影について内容を詰めていきます。深夜などでなければおおよそすぐ返事が返ってくるので安心。
その代わり打合せはこの後一切なく、次スタジオに来るのは撮影前日(=衣装決めの日)。それだけ契約当日の話し合いが大事になってきます。
撮影1週間前:テンプレをもらってパワポ作成
「撮影一週間前に、担当者から【衣装・撮影スタイル】をまとめたパワポをお送りします。」と聞いていました(聞き間違い?)が、実際はパワポのテンプレ(以下のもの)が送られてくるだけです。
このテンプレに自分で
- 着たい衣装
- 撮影したいスタイル(背景やポーズ)
の画像をはめこみ、グループライン(WeChat)に返送します。
ここで驚くべきポイントは、情報の少なさと反応の薄さ。
中国は何でも臨機応変にこなす文化。そのためか、準備段階では綿密なやりとりをしようとしないのが一般的なんです。
撮影前日:衣装合わせ・衣装決め【試着し放題】
ほとんど何もすることがないまま撮影前日(=衣装合わせ)を迎えます…!
試着する衣装数はかなり多く、「撮影スタイルごと」に
- 新婦:約7着
- 新郎:約3着
が平均のようす。私は4種類のスタイルで撮影だったので、中国伝統衣装以外、つまり
21着=7着×3種類の撮影スタイル
ものドレスを試着をしました。めちゃくちゃ楽しい♡
衣装はパワポを見て予めスタイリストさんがいくつか用意してくれていますが、店にあるドレス(タキシード)をすべて見回って自分で着たいものを選んで試着できます。気が済むまで何着でも試着可能!パワポに載せていたのと全く雰囲気のちがうものを含めいくらでも試着できます。
なお、この日対応してくれるのはスタイリストさんのみ(しかも撮影日には同行しない方)なので、「ついでに撮影の相談しよ^^」と思っていてもできません。注意。
中国ウェディングフォトの撮影準備ToDo
流れがわかったところで、「で結局なに準備すればいいの?」というギモンに答えていきます!
マストで買っておくべき「もの」
逆に「これ、いらないんだ?」と思うものも。
- ドレス用ブラジャー
…私のときはスタジオ側が用意してくれました(買取)。
前日までドレスが決まっていないので、自分で用意する場合もヌーブラが無難 - ストッキング
…暑い地域だったため - 新郎のシャツ
…各タキシードにあわせてスタジオ側が準備(買取もなし)
準備品が本当に少なくて楽!
用意した方がよかった「もの」
必須ではないものの、「用意してて助かったー」「うわ買っておけばよかった」と思ったものはこちら。
当日は撮影して移動しての繰り返し。撮影用パンプスから移動するときサッと履き替えられる靴と、貴重品を放り入れられるバッグは用意しておくと想像以上に楽でした!
撮影道具でスタジオに用意がないものは自分達で持参します。意外だったのは風船に入れるガス。風船はスタジオで用意してくれるのに、プカプカ空に浮かばせるためのガスは自分で調達するのが驚きでした。
中国ではヘアメイクさんの技量が千差万別。コスメも質のよくないものしかない場合も。コテ含めヘアメイク道具は、仕上がりに納得いかなければ自分で修正できるように持参しましょう。衣装が臭かったという経験者の声も…!念のためファブリーズも持っていきましょう。
事前にやっておくべきTodo
買っておく以外で、やっておくべきことはこちら。
1週間前から当日までにパワポを送付するとはいっても、それ以外にも「こういうのが撮りたい」と画像をたくさんグループチャットに送りイメージを共有しておくことがかなり役立ったと実感しています。
ただ共有するだけではなく、「これは絶対撮りたい!」と思うものについては必ず「こういうのが撮りたいけど可能ですか?」と確認を入れたり、当日はじめにカメラマンに伝えることも大事です。
重要ポイントは、コミュニケーションをグループライン(WeChat)で取ること。
個人的に話しても、その人は撮影に全く関わらないことはよくあります。当日のカメラマンやアシスタントも見ているグループチャットで必ず共有して証拠を残すのがオススメ。
まとめ
今回は、中国ウェディングフォトの撮影準備について徹底解説しましたがいかがでしたか。
事前準備や打合せがほとんどなく、前日・当日で集中的にやるというのは日本と大きくちがうところですよね。その分事前に「絶対実現したい」というポイントをはっきり伝えていくことが重要です。
さて、中国ウェディングフォト体験レポートも次がいよいよ撮影当日の内容となります!当日のスケージュールや昼食はどうしたか、撮影の裏側も大公開!
それではまた^^
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