中国の水、実際どれぐらい危険なんだろう。
中国の水道水、沸騰させたら飲めるのかな。
中国でペットボトルの水買うとき、どれ買えばいいの?
そういや中国の水って硬水?
中国に行くとなって気になることの1つ、水問題。「中国の生水は何となくヤバそうだな」くらいに思っているあなたに、中国の水がいったいどれぐらい危険なのか、実感の沸く実情を現地からお伝えします。
私は中国(深セン)で生活を始めて半年ですが、日本の安全な水道水に慣れてしまっている感覚で、ついつい危険な水を使ってしまった経験があります。この記事を読めば「うわ、これは!」と驚いた筆者の実体験をふまえて中国の水事情を体感でき、おなかを壊すことなく安全快適に中国で過ごせるようになります。ぜひご覧ください。
1、【中国の水事情】硬水?沸騰した水道水は飲める?
中国の水は、基本的に硬水
日本の水はほぼ「軟水」ですが、中国は「硬水」の地域が多いです。ただ中国は広いので、赴任先・出張先・旅行先の水質を個別にググって確認しておくと安心です。
水質がちがうと、安全な水でもおなかを壊したり、皮膚が痒くなったり頭のフケが出るといったトラブルが発生したりします。洗濯ものがゴワゴワしてしまうこともあります。不安な方は事前に硬水対策をしていきましょう。
私は「その他」で書いたことぐらいしかやってない^^
洗濯ものも、そこまでゴワゴワと思ったことないよー
中国の水道水は、沸騰しても飲めない!在住者は語る!
中国の水道水も、浄水処理はされています。でも、浄水処理しても煮沸しても、有害物質は取り除けません。沸騰させたとしても水道水は口にしないのが吉です。
私の住む中国・深センは水道水が飲めるほどきれいだと言われていますが、蛇口をあけると茶色い水が出たことも…!!思い返せば水道水でうがいをしたとき、サビっぽい味がしました。また、洗面所から嫌なにおいがする日もあります。
私は中国にきた当初危機感が薄かったので「まぁ沸かすしいいでしょ!」と料理に水道水を使っていたんですが、茶色い水をみてドン引き。おなかの調子がよくない日も多かったのですが、水道水が原因だったのかもしれません。
【旅行でも注意】ついやってしまいがち!危険な行動
手洗い、うがい、歯磨き、シャワー、野菜を洗うとき。挙げだすと、気になる行動はいくらでもあります。どの程度まで水道水でやってOKなのでしょうか。
判断基準は「口に入るかどうか」がおすすめ。うがい、歯磨きには使わないようにしましょう。周りの人でも、手や野菜・食器を洗うときは水道水を使っている方が多いです。
外出時に注意すべきは「氷」。海外あるあるですね。中国ではあまり氷をつかう文化自体がないので他国よりはましですが、氷が入った飲み物は「ここなら大丈夫」と確信が持てるお店以外では飲まないようにしましょう。オーダーのとき「去冰(チュ⤵ビン→)」というと、氷なしにしてもらえます。
2、中国で安全な水をかう方法!「偽物の水」?!
ペットボトルの水:どれを買えばいい?
店でペットボトルの水を買ったとしても安心してはいけません。中国にはなんと「偽物の水」があるのです。ローカル感満載の小さなお店だと、捨てられたペットボトルに水道水を詰めて売っているなんて噂も?!そこで、中国でどうすれば安全な水を手に入れられるのか紹介していきます。
ここからは、「安心な水ブランド(メーカー)」をランク別にご紹介。
私はだいたい农夫山泉を買ってるよー
Ganten(百岁山)があったらGanten(百岁山)にしてる!
ウォーターサーバー:どの業者?どうやって契約?
ウォーターサーバーのメリット・デメリット
ウォーターサーバーの場合も、ペットボトルと同様「偽物の水」がたくさん。しかもウォーターサーバーは少しハードルが高いです。
- ペットボトルにも増して業者選びが難しい(「偽物の水」が多い)
- サーバーのメンテナンスが面倒
- 出張など家をあけることが多いと、水の安全性も怪しくなってくる
一方で、こんなメリットもあります。
「自分に合わせたサーバー」というと、コーヒーが出るものとかハイスペックなものを想像するかもしれませんが、私は逆にメンテナンス・掃除がほぼ不要、電源不要の、ただの蛇口みたいなサーバーを使っています。
ウォーターサーバーの業者選び
ただここで問題なのが、業者選びです。日本人向けのリッチなマンションにお住まいの方は不動産会社・管理会社経由で案内があるかもしれませんので、その場合それを利用しましょう。
それがない場合、広州(特に深セン)であれば、私も契約している「蘇生水(KBT)」がおすすめです。
- 日系企業なので、日本語で注文問い合わせが可能
- 対応が早い
- 料金
ボトルデポジット:50元/本
18.9リットルの水:23元/本 - 配達時間の指定が可能
…朝9時~夜8時、2時間幅での指定 - ドア前での置き配達OK
- 小さなお子さんがいるご家庭でも利用されていて安心
- 契約方法
…WeChatで検索して友達登録
深セン以外の場所については、私が直接把握している業者情報がなくて紹介ができません。たしかな情報が手に入るまでは、「农夫山泉」の5リットルがあるので、それをウォーターサーバー代わりにするというのも1つの案です。
まとめ
最後に、今回ご紹介した中国の水事情をさらっと振り返ってみましょう。
- 中国の水は、硬水
- 水道水は、沸かしても飲んじゃダメ
- 水道水で歯磨きはやめておこう
- ペットボトル、いつでも買える安全ブランドは「农夫山泉」
- ウォーターサーバーは、深センなら「蘇生水」
いかがでしたか。水は生活に不可欠なもの。逆にだからこそ、ついつい「水道水でやっちゃってもいっか!」なんて考えてしまうことがあったり、軽い気持ちでした行動が体調不良につながったりします。しっかり注意していきましょう。
それでは今日はここまで。せっかく行く中国、楽しんでいきましょうー^^
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