中国でワクチン接種してみた!手順は?副反応は?【現地からレポート】

■お役立ち情報

中国でのワクチン接種ってどう?

中国でワクチン接種を受けるには?

中国のコロナ状況は?

日本であっても、ワクチンを接種するのは緊張するもの。ましてや新型コロナのワクチンを、しかも中国で接種するとなると、何倍も緊張しますよね。中国語もわからないし、手順もよくわからない。

本記事を読むとわかること

中国・深センで新型コロナワクチン接種を受ける手順

これは、中国語もほぼわからず、血液検査の注射さえ大嫌いなわたしが、中国でワクチン接種をした記録です。

中国・深センのコロナ状況【2021年7月最新情報】

深センでは、これまでコロナ状況は落ち着いていました。でも5、6月から広州で変異株感染者が初めて発生したり、海外からコロナ感染者が到着するなど、緊張感が高まっています。

中国・深センでのコロナ規制は、2021年7月現在こんな状況です。

  • 深セン市住民全員のPCR検査実施
    (私も3回検査を受けました)
  • 電車乗車時や建物に入るとき、PCR陰性を示すQRコードの提示マスク着用が求められる
  • スーパー等への入場時、体温測定(手をかざして計測)

日本に比べれば感染者も少ない状況ですが、この5月以降ワクチン接種を急ぐ人が一気に増えました。その影響でワクチン接種の予約がとれない状況が続いていましたが、最近では外国人の我々も予約がとりやすくなってきました。私の周りも、知っている人全員、中国人も日本人も含めてワクチン接種を済ませている状況です。

中国製ワクチンってどうなの?―打った人の声―

中国製ワクチン、打つ?打たない?

中国製に限らず、まだまだ未知数の残る新型コロナワクチン。もう少し接種を先延ばしにして様子をみたい気持ちがある一方で、中国ではワクチン未接種者はスーパー・高速鉄道の駅等への入場規制が始まる場所も。中国で生活するには接種せざるをえない状況にもなりつつあります。

なお、日本に一時帰国してファイザーのワクチンを接種する方法もあります(接種は無料、渡航費等は自己負担)。ご興味のある方は外務省HPの案内をご覧ください。

実際に接種を受けた人の感想は?

中国製ワクチン接種時の痛みは、ほとんどありません
注射が苦手な人も「刺されたことに気づかないくらい痛くなかった」と言っていました。かくいう私も大の注射嫌いですが、あまり痛くなかったです。1回目の接種はまったくの無痛2回目グッと押されるような感覚に少し痛みが伴いました。

気になる副反応ですが、今のところ身近な人で副反応があったという話を聞いたことはありません。ネット情報などでみる副作用としては

  • 発熱
  • 体がダルくなる
  • 頭痛
  • 腫れ
  • 眠気(睡眠時間が長くなる)

などがあります。私の場合、数日間は接種部分が少し腫れているような感覚で、内出血のように押すと鈍い痛みを感じました。また、睡眠時間もより長くなりました(ただの睡眠好きかも?笑)。

中国でワクチンを接種するには、どうすればいい?【手順】

では、ここから中国・深センでワクチンを接種する方法をご紹介します。深セン以外の都市でも似た手続のようですので、全体の流れや雰囲気を見てみてくださいね^^

手順①:ネットで予約する

WeChatでワクチン接種公式アカウントを登録(友達になる)し、予約登録をします。

このバーコードが表示されれば予約完了です。当日このバーコードの提示が必要なので、念のためスクリーンショットしておきましょう。

手順②:接種会場に行く

持ち物

さて、会場へ向かう前に「持ち物」を確認しましょう。

持ち物
  • パスポート(身分証)
  • 携帯電話
    …予約バーコード、健康コードが提示できるもの
  • 保険証
    …ない人は100元(QR決済の他、現金支払の人もいました)

場所・時刻には、少し注意

接種会場ですが、「~病院」となっていても通常の受診時とはちがう場所にあります。事前に百度地図などで会場の住所を確認してから向かいましょう。私の場合だと、病院の本館からバスの停留所2つ分離れたところに会場がありました。

予約時に時間を指定してはいますが、人が多くいて並ぶこともしばしば。予約時間の1時間前に到着していても遅くないくらいです。ちなみに私は予約の30分前に行きましたが、結局1時間くらいかかりました。

会場の入場規制

会場に到着すると、入口で

  1. 健康コード(深センの場合、WeChatの「粤省事」→GHC→立即申領)
    …PCRの結果or未検診、ワクチンの接種or未接種が表示される
  2. 予約コード

の提示が求められます。

手順③:同意書を記入

到着して指示された場所に行ったら、まずは同意書をもらって記入します。受取り窓口で「Japanese」あるいは「日本人(リーベンレン)」といって日本語の用紙をもらいましょう。この窓口には、英語も日本語もそれぞれ対応できる人がいました。

名前やサインは「印刷体」とあるところ以外、すべてアルファベット(身分証と一致する文字)での記入です。

記入ができたら、保険証の有無を聞かれます。ある人は提示を、ない人は精算機の場所を案内されるので100元支払います。

精算機の横にも英語が話せるボランティアの人がいますので、その人の指示に従ってパスポート番号、氏名(アルファベット空白なし)、電話番号などを入力して支払を行います。

手順④:受付

  • 保険証がある人
  • 保険証はないが、100元精算しおわった人

は「登記台」と書いてある受付ゾーンに案内されます。

並ぶ手前に係員がいて、改めて番号札を渡されます。

私の場合100元を支払ったので、

  1. レシート(支払証明)
  2. 支払時にもらった番号札
  3. 「登記」の場所に並ぶときにもらった番号札(番号だけのもの)

の3つと、パスポートを受付の人に渡しました。

受付では軽い問診があります。日本語は選択肢になく、中国語か英語でした。私は「中国語話せる?」と聞かれて「少し」と言ってしまったので中国語での問診でした。

  • 全部読みましたか?
  • 健康に問題はないですか?

程度の質問だったので、英語が苦手な方は中国語の方が聞き取りやすいかもしれません。

問診が終わると書類を新たに2枚渡され、「ここにサインして」と指示があります。

手順⑤:接種

受付が終わると、いよいよワクチン接種です。

  1. まず、持っている書類すべて(4種類)を手渡す
  2. 名前の確認
  3. 今から打つワクチンの確認
    …瓶に貼られているラベルを見せられる
  4. 接種!
  5. 接種証明書をもらう
接種証明書

手順⑥:30分の経過観察

接種後は、30分間の観察時間があります。暇つぶしにkindleなど持っていくといいかもしれません。

観察会場には1人医師が待機していて、会場を出るには出口で「接種証明書」を提示し、記載されている「観察終了時刻」を過ぎているか確認してもらう必要があります。

接種後すぐ健康コード(深センの場合①深センのもの、②広州のもの、どちらも)接種したマークが反映されます。また、接種日時も表示されるので、次回いつ接種にいけばいいかも確認できます。

まとめ

最後に本記事をざっとふりかえると、

  • 最近、ワクチン接種の予約が取りやすくなった
  • 副反応は目にしたことがないし、重い症例はなさそう
  • 手順:WeChatで予約→接種会場へ行く
  • 保険証がある人は、忘れず持参
  • 接種後、すぐ健康コードに反映される

でした。

いかがでしたか。中国でのワクチン接種方法や、今のコロナ状況がどんなかんじなのかが伝わったならうれしいです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました!それでは今日はこのへんで^^

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