「中国での生活って実際どうなの?
なんとなく大変そうなイメージだけど、どういうところが一番大変なの?
住んでみてどう?」
中国での駐在が決まって、中国へ行くことが決まっている方。旦那さんが中国赴任になって、帯同するか悩んでいる方。そんなあなたに、中国での実際の生活がどんなものか、中国生活のリアルをお伝えします。
中国での生活は衛生面や治安、大気汚染やら、不安の種は尽きません。あるいは自分はそこまで気にしていなかったけど、親や友人にものすごく心配されて、だんだん自分も不安になってきてしまった方もいるかもしれません。旅行や留学で行ったことはあっても、いざ中国に引っ越して住むとなると思いもよらなかった問題にぶつかることも。
本記事では、中国・深センに住んでいる私が中国で住んでみて「これはホントに困るなぁ…」と思っていることをランキング形式でご紹介。解決策も合わせてみていきます。中国に行くときのご参考になること間違いなし!ぜひご覧ください^^
実録!「中国にきて困ったこと」ランキング【中国在住者がレポート】
それではさっそく、第1位から順番に発表していきます!
「中国にきて困ったこと」第1位:トイレ
トイレにトイレットペーパーがない。と思ったら個室の外にある。もちろん(?)ないときもある。
トイレットペーパーが流せない。ゴミ箱に捨てるからニオイがしがち。
たまに「うわ、洋式トイレあるやーん!」と思って喜んだのもつかの間、便座がめっちゃ濡れてる。(使い方がわからない人が汚しちゃった?)
堂々の第1位は、トイレでした!
いやー、私もトイレには苦い思い出があります。中国で一番最初に入ったトイレが百貨店のトイレだったんですけど、ニオイがひどくてびっくり。「百貨店ってトイレなのに?!」って思いましたよね。しかもトイレットペーパーが置いてなくて、個室に入ってからめっちゃ焦りました。結局イヤになって家まで我慢しました(笑)
「中国にきて困ったこと」第2位:肉・魚を買うとき
魚売り場に行くと、水槽でさかなたちが泳いでいる。どうやら店員さんに「これ、ください」といって水槽で泳いている魚をとってもらい買うようだ。中国語力と度胸、そして魚を捌く技術が必要だ…!
肉も、だいたい塊肉しか売っていない。薄切り、小間切れなんてものはありません。あっても高い。鶏もも肉は、日本みたいに「1枚」に捌かれていません。骨付きのままか、みじん切りぐらい切り刻まれたやつしかない。
たまーに、店によっては、あるいは日によっては、薄切り肉、ひき肉、捌かれた魚が売っているスーパーもあります。買えるか買えないかは、あなたの運次第!
貫禄の第2位は、「肉・魚を買うとき」でした!
しかも、臭みも結構あるんですよ。卵も「生食可」の以外は生で食べられないし、鮮度とかよくないのかも。下処理しっかり目にやるようにしてますー
「中国にきて困ったこと」第3位:家のつくりが雑
水回りのトラブルが多い。トイレがつまったり、トイレのタンクにヒビが入っていて(?!)そこから水が漏れ出したり。蛇口がとれたりもしました。
水回り以外でも、言い出したらキリがありません。はじめから窓ガラスにヒビが入ってます。収納棚の扉は、蝶番がほぼすべて壊れていて、開け閉めするたびに割れがひどくなってきています。たぶんそのうち扉が外れます。
第3位は、「家のつくりが雑」でした!
家のつくりとか、個人でどうこうできないですやん。困っちゃうわよねぇー
「中国にきて困ったこと」第4位~第10位
さて、TOP3が発表されたところで、気になる第4位以下を一気に見ていきましょう!
第4位:水や空気が汚い、しかも水が硬水
(私の住む深センはそうでもない)
第5位:隔離ホテルですら日本のクレカが使えない
(中国の銀行カードを入手するまでは現金決済)
第6位:ネット規制が、どんどん厳しくなってきている
(VPNをしっかり選ぼう)
第7位:たばこ、お酒でのコミュニケーションがすごい
(営業などでなければ、はっきり断ろう)
第8位:ニセモノが多い!日本メーカーものでも中国化されたものしかない
(ゴンチャもだいたい偽物^^)
第9位:料理が油ギッシュ!でもスープは白湯ぐらい薄味
(味はおいしいよ)
第10位:公共でのマナーが日本人からすると悪くみえる
(唾を吐く、ペットの糞を放置、食事のゴミを床に捨てるなど)
8位の「日本メーカーものでも中国化されたものしかない」は質が悪いというか、すごい「思ったんとちがう!」感があってメンタルにきますね。今のところ、唯一日本とまったく同じやったんは、ポッキーです。しかも一番普通のやつ。
4位以下もなかなか強烈な内容でしたね。中国以外の海外生活にもあてはまることも多いですが、ネット規制やニセモノは「やはり中国だな」といった項目で、納得の(?)ランクインです。
これも気になる!深セン在住者が答えます
中国生活で困ることのイメージがだいたい沸いてきたところで、まだ他にも中国で住むのに気になることがあると思います。
そんな「気になる」に、中国・深セン在住の私がお答えします!
日本人差別ある?
日中には歴史的な背景もあって、なんとなく中国人は日本人嫌いなのではないかな、という心配がありますよね。実際どうなのかですが、今の深センではむしろ日本人に友好的な印象です。
今、まわりの中国人の方々はすごく良くしてくれます。
でも、場所と時期によるみたいです。
都会以外だったり、昔の深センでは、「日本人(兵士)=悪役」といったドラマや映画が多くて日本に対するイメージがものすごく悪い(悪かった)と聞いています。
普段すごく仲良くしている人だったとしても、センシティブな話題や時期には気を付けたほうがいいとも耳にしたことがあります。欧米でのアジア人差別のようなことはないにしても、気は抜かないようにしましょう。
子どもの誘拐ある?治安は?
お子さんがいらっしゃるご家庭で帯同となると、より気になるのが治安だと思います。中国は広く、治安も都市・場所によってかなり違うと思いますが、今の深センの治安は、昼間なら子供や女性が一人で歩けるぐらいにいいです。
私も夕方くらいまでであれば、一人でスーパーへ出かけたりもします。ただ、ネット注文で30分で家まで重いものも含めて食材を届けてもらえるので、ほとんど家に引きこもってます。
そうはいっても、深センでも、お子さんの登下校は必ず保護者の方が迎えにいっています。また、ローカル感が強い場所を歩くときは、治安レベルが下がるように感じます。
さらに、深センでも10年前だと大人でも1人のときに急に大人数に取り囲まれて怖い思いをした人の話を何度か耳にしていますので、都会から外れた場所ではより気を引き締めていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は「中国生活で困ること」をランキング形式でご紹介してきました。
さて、ここまで見てきてだんだんと中国へ行くのが嫌になってきた方もいるかもしれませんが、実は私は海外生活の中でいうと中国・深センでの生活は結構快適な方なのではないかなと思っています。中国生活のいいところも、また別記事で紹介しようと思いますので、記事が更新されたらぜひまた読んでみてくださいね!
最後まで読んていただきありがとうございました!少しでもあなたのお役に立つ情報があればうれしいです。
それでは今日はここまで。せっかくの中国生活、楽しんでいきましょうー!^^
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