【中国駐在】何を準備すればいい?必須事項5選!~必需品、チェックリストも~

■渡航・隔離

「中国赴任が決まっちゃった。不安だなぁ。

 準備って、何すればいいんだろう。

 引継ぎもあるし、ささっと準備できたらな。」

急に中国での駐在が決まった方の、こんなお悩みを解決します。

本記事を読むとわかること
  • 中国渡航前にすべき準備事項5つ
  • 日本で購入していくべき必需品3つ
  • To doリスト
  • 持ち物リスト

本記事では、中国ならではの準備事項を5つ、中国に来てからでは購入が難しい必需品3つをご紹介。最後には抜けがないように確認できるチェックリストもあります。

私は2020年11月に中国に来ましたが、ポイントが掴めないまま作業に追われ、後悔が残ってしまいました。この経験を活かして、事前準備にも、出発前の確認にも役立つわかりやすい内容になっていますので、是非ご覧ください。

中国駐在の準備【必須5選】

インターネット
  1. SIMフリーの携帯本体&海外SIMを入手
  2. VPNの契約
  3. WeChatダウンロード&アカウント凍結解除
  4. 動画視聴アプリを端末にダウンロード
  5. 中国本土の電話番号を入手

中国で特殊なこと、それはネット環境関連。これら5つ全てにネット環境問題が関係しています。では1つ1つ詳しく見ていきましょう。

1、SIMフリーの携帯電話本体と、海外SIMを入手

中国で携帯をネット接続させるには、携帯に入っているSIMという小さなカードを、中国の回線につながる海外用SIMに入れ替える必要があります。
SIMの入替ができない端末もありますので、SIMフリーの携帯を入手しておきましょう。

また、中国用の海外SIMもAmazon等で入手しておきましょう。

2、VPNの契約

中国でネットに接続できても、Google(ChromeやMapすべて)、LINE、YouTubeなど、普段お世話になっているほとんどのアプリが規制されていて使えません。
VPNとは、誤解を恐れずザックリいうと、この規制をくぐってこれらのアプリが使えるようにするサービスです。無料のものもありますが、今は規制が厳しくほぼ使えないので、有料VPNを必ず日本で契約しましょう。
なお、私が使用しているのは「セカイVPN」です。

3、WeChatのダウンロード、アカウント凍結解除作業

WeChatはLINEのようなチャットアプリですが、電車等の乗車料金の支払から、普段提示を求められるコロナ陰性を証明する健康コードの取得・表示もこのアプリで行うので、中国では必須のアプリです。

ダウンロードしてアカウントを作成すると、日本の電話番号を使っていれば次の日にもアカウントが凍結されます。
これを解除するには、中国の携帯電話番号をしばらく使っている人に手続をお願いする必要があります。赴任先の上司等にお願いして凍結解除までしてから、中国渡航にのぞみましょう。

4、動画視聴アプリを携帯orタブレットへダウンロード

AmazonのプライムビデオやNetflixといった動画配信サービスについて、海外では日本の電話番号によるSMS認証ができないので、ログインができません。携帯やタブレットのアプリを使えばログイン作業なしで自分のアカウントページに入れるので、日本にいる間にアプリをダウンロードしておきましょう。

なお、これら動画配信サービスも規制対象ですので、視聴にはVPN接続が必要です。

5、中国本土の電話番号を確保

中国では、入国手続をはじめとして、フリーWifi接続時など、何かにつけてSMS認証が必要になります。では、どうやって中国本土の電話番号を入手すればいいのかをご紹介します。

  • 会社に現地SIMを隔離場所に早めに郵送してもらう
  • 赴任先の上司等の電話番号を使わせてもらえるようお願いする
  • WeChat経由で契約できるeSenderのサービスを使って現地電話番号を入手(一定期間無料)
  • 中国本土の電話番号付き海外SIMを準備しておく
    ※香港の電話番号は使えません。経験済み。

中国では調達困難!必需品3選

  1. Googleが入った端末
  2. 十分な現金&有効期限たっぷりのクレジットカード
  3. コンタクトレンズ

この3つは日本で用意していかないとかなり厳しいです。抜かりなく準備しましょう。それでは、それぞれ少し詳しくみていきましょう。

1、Googleが入った端末(携帯電話、パソコン、タブレット)

中国に来てからも端末購入は可能ですが、ほとんどGoogleが入っていません。また、言語の設定等も苦労します。必要なものは事前に日本で購入して持参しましょう。

2、十分な現金と、有効期限たっぷりのクレジットカード

中国では、日本のクレジットカードはほぼ使えません。隔離先のホテルですら使えないことが多いです。中国の銀行カードを作るまでは現金で決済することになるので、十分な金額の現金を用意していきましょう。
また、今は特にコロナ影響で帰国が簡単にできず、カード更新手続が難しい状況にあります。旅行時やネット上で日本の支払をするとき等のために、新しくクレジットカードをつくるなど有効期限の十分あるクレジットカードを準備しておきましょう。

3、コンタクトレンズ

コンタクトレンズは衛生面的に日本のものが安心なだけでなく、自分に合う球面度数のものがないなど、購入が難しい場合があります。事前にたっぷり購入しておきましょう。

これで漏れなし!チェックリスト

事前準備リスト
  • パスポート取得・更新(申請書、戸籍謄本、住民票、写真など必要)
  • ビザ取得(審査表、規格写真、卒業証明、無犯罪証明書、パスポートなど必要)
  • 証明写真15枚程用意(中国到着後の健康診断に必要)
  • 予防接種(狂犬病、A・B型肝炎など)
  • 歯科検診(中国でできれば行きたくないので)
  • 免許更新(前倒しが可能。コロナで帰国が難しいため)
  • クレジットカードの更新・新規作成(コロナで帰国が難しいため、有効期限が長いもの)
  • 海外保険の加入
  • 引っ越しの手配
  • SIMフリー携帯の入手
  • 海外SIMの入手
  • VPNの契約
  • WeChatのダウンロード&アカウント凍結解除
  • 動画視聴アプリのダウンロード
  • 中国本土の電話番号を入手
  • 海外転出届の提出@市役所
  • 郵便物転送手続き(実家などに設定)
送る荷物に入れるべきものリスト【最低限】
  • 可能な限りのトイレットペーパー(中国製のものはトイレに流せないので)
  • シャンプートリートメント、化粧品など使い慣れたもの(日本製の場合)
  • 靴(中国製は壊れやすい)
  • 下着
  • 顆粒だし、調味料(特におろししょうがやおろしニンニクのチューブ)
  • クイックルワイパー(本体+紙)
手元にもっておくべきもの
  • パスポート
  • 航空券(eチケット)
  • 海外SIM、SIMピン
  • 携帯電話、パソコン、タブレット端末
  • 十分な現金
  • クレジットカード
  • 少なくとも隔離中使う量のトイレットペーパー
  • コンタクトレンズ
  • 旅行用シャンプートリートメント、化粧品、歯みがきセット
  • 変換プラグ、変圧器、延長コード
  • ローテーションが回せる量の衣類、下着、上着

まとめ

作業机いかがでしたか。中国は、他の国とちがって事前に準備した方がよいことが多くあるなと感じたのではないでしょうか。
忙しい毎日を送っているあなたに、少しでも役立つ内容であればうれしいです。ひとつひとつ乗り越えて、無事に出発当日を迎えましょう^^

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