中国でスマホを買うとこうなる!【あるあるトラブル回避術】【2022年7月最新】

■お役立ち情報
中国に駐在している人
中国に駐在している人

中国製スマホって安いよね!

中国で買ったらもっと安いんじゃ?

でもなんか怖いな…

実際どんなトラブルが起こるんだろ?

日本でもよく見かける中国スマホ。それなら中国で買っちゃってもいいような気もする。そんなあなたは必見!

本記事のテーマ

中国でスマホを買うと困ること~トラブル回避の方法も~

本記事では、実際に中国でスマホを購入した私が体験したトラブルを、他の体験者から聞いた話も交えてご紹介!

これから中国でスマホ・タブレットの購入をする方にとっても役立つ内容になっていますので、ぜひチェックしてみてください^^

中国でスマホを買うとこうなる!【困ること・トラブル】

HUAWEI系列スマホはやめとけ

HUAWEI(ハーウェイ)、その系列のHonor(オナー)のスマホ・タブレットはGoogle系アプリを受け付けません。Google系アプリにはこんなものがあります。

  • Google検索エンジン
  • GoogleChrome(ブラウザ)
  • YouTube
  • GooglePlay
  • GoogleMap
  • Googleカレンダー
  • GoogleKeep(メモ)
  • Googleスプレッドシート、ドキュメント、スライド
  • Gmail

アプリストアからダウンロードできないだけでなく、購入時に前のスマホと接続して直接流し込むこともできません(この時点で契約解除・返金してもらえたそう)。

Googleに依存して生活している我々には酷すぎる!

Google検索エンジン・Chromeが使えない【2022年7月最新】

主に以下のような中国スマホだと、Chromeがどうがんばっても入れられないことが多いです。

  • シャオミ
  • Oppo(私含める)
  • HUAWEI, Honor(身近に体験者あり)

他のスマホからの移行でも入れられないですし、GooglePlayからのインストールもできません。インストールボタンを押しても何も起こりません。

またGoogleの検索エンジンは他のスマホからの移行で入れられますが、2022年7月中旬頃から「ロボットではないことの確認」画面が何をやっても消えず使えない状態になりました。私だけではなく他の中国スマホ利用者も同じ状態です。

対策
  • 購入時に移行ができなければ、購入をキャンセル
  • 他の検索エンジン、ブラウザを使う
    (私は「楽天ウェブ検索」!快適に使えています)

Google系アプリが入っていない【重要】

HUAWEI系列以外でも、中国で買うスマホにはGoogle系アプリが入っていません。メインどころのアプリはGooglePlayでのダウンロードもできません。

そのため、購入時ショップで前のスマホからGoogle系アプリを移してもらう必要があります。

私のように「前のスマホが壊れたから買いに来たんですけど」という方は、友人にお願いして付いてきてもらい、Google系アプリ移行のために一時的にスマホを貸してもらいましょう。

ちなみに私が移行を忘れてしまったもの・忘れそうになったものはこちら。

移行漏れしやすいアプリ
  • Googleスプレッドシート、ドキュメント、スライド
    …アプリ名に「Google」とついていない(場合がある)から気づきにくい
  • Google/GoogleChrome
    …特にChromeが移行できているか必ず確認!
  • Gboad
    …何かよくわからず見逃した!日本語入力するのに必要

日本語が打てない【想像以上にストレス】

スマホ自体の言語設定はショップ店員さんがやってくれますが、入力キーボードはまた別。

Google系アプリ移行時にGboadを漏らしてしまった私は、しばらく中国語・英語しか入力できず思った以上に苦しみました。

ちなみに中国キーボードだと英語入力もフリック入力の方法が日本とちがっていて、「え、なんでこんな変な入力になるわけ?!」とわけがわからなくなり悔しい思いをしました笑。

特に日本語で検索がかけられなかったのがかなり痛かったです。困っていても調べたいことが日本語で調べられない!

中国語入力からの脱出方法
  • まずはGboadを忘れず移行
  • 落ち着いて入力画面にする
    (検索エンジン、WeChatなどなんでもOK)
  • 入力画面の隅っこにあるキーボードマーク(私:Oppoの場合右下にありました)をタップ
  • 「Gboad」を選ぶ

Android画面下に常設の戻るボタンがない

Androidを愛用している地味に重要なポイントが、画面下の戻るボタン。

なんとそれがない!?と思ったら、設定がされていない(ジェスチャー設定になっていた)だけでした。

Android画面下ボタンの設定

設定→システム設定→システムナビゲーション

VPN接続用ファイルをDLするのにVPNがいる矛盾【恐怖】

中国にお住まいならご存じVPN。LINE、YouTubeをはじめ中国で規制されているアプリをつかうために必要なネット接続ツールです。

VPNを利用するには日本に接続するための設定ファイルをダウンロードする必要があるわけですが、Chromeを使っていない(VPNがまだ使えない状態だからChromeも使えない)せいなのかリンクを長押しして出てくる操作メニューの内容がちがっていてダウンロードできない…!

VPNが使えない?!…オワタ^^(なつかしいw)

でも大丈夫。パソコンで設定ファイルをダウンロードして、スマホに送りましょう。

VPN設定ファイルがDLできないときの対処法
  • パソコンにVPNを入れている場合
    …パソコンで設定ファイルをDL
    →スマホをパソコンに接続し「ファイルを転送」を選択
    →設定ファイルをスマホのDownLoadフォルダなどに入れる
  • パソコンにVPNが入っていない
    …友人に設定ファイルをDLしてもらう
    →WeChatでファイルを送ってもらう

アカウント引継ぎがちょっと怖い

スマホを乗り換えると、当然各アプリのアカウント引継ぎが発生します。

日本でのアカウント引継ぎとちがって、支払のための口座紐付け移行がうまくできるか、日本系サービスにログインできるかなど、多少気になる部分があります。特にSMS認証が求められるものには注意しましょう。

私の場合、新スマホでAmazonPrimeへのログインはできません。中国に来る前にログイン時のSMS認証を不要とする設定にしておけばよかったです。他にも

  • LINEならメールアドレス・パスワードの設定をしておく
  • WeChatなら中国で使っている電話番号に登録変更しておく

などしておくと、アカウントの引継ぎがスムーズにできます。

中国スマホが原因かわからないが今あるトラブル

さて、次は私がいま中国スマホを使って生活できているとはいえ地味に抱えている「なんでかよくわからんトラブル」たちです。もしかしたら中国スマホとは関係がない…かも?

GooglePlayでの更新・DLができないときも

早速ダメージでかめ案件です。笑

アプリが更新できなくても使えるので実害はないのですが、やはり気になるポイント。その気になってしまう気持ちを強めているのが、この状態になることが「少ない」とはいえないくらい起こること。

そのうち更新できる瞬間は来るのですが、なんとな~く不安。新しくアプリをダウンロードするのもすぐできないのでストレスです。

ちなみに、中国スマホメーカーのアプリストアでのアプリ更新はめちゃくちゃスムーズです。

ときどきGoogle系アプリが「ネット接続なし状態」になる

私は仕事もなく家で毎日ずっとYouTubeをみて時間を溶かしているのですが、ごくたまにVPNがしっかりつながって電波もばっちりな状態なのに、うまくページが更新できないときがあります。

InstagramやTwitterでも同じことが起こります。

とはいえ大問題というほどではなく、 VPNを接続しなおしたりアプリを起動しなおしたりすれば直ることが多いです。

頻繁には起こりませんし大した実害はないのですが、なんとなく今後を憂いて「…大丈夫そ?」と1人つぶやいてしまいます。

まとめ

さて、今回は中国でスマホを購入したらどんな困ったことがあるか、私の経験を踏まえて紹介してきました。

ざっと振り返ります。

中国でのスマホ購入あるある
  • HUAWEI,Honorはやめとけ
  • 中国スマホはChromeを受け付けない
  • それ以外でもGoogle系アプリは入っていない
  • 日本語が打てない
  • Android画面下の常設ボタンがない
  • VPNの設定ファイルがダウンロードできない
  • AmazonPrimeなどアカウント引継ぎができない恐れ
中国購入スマホでの困ったこと
  • GooglePlayでのアプリDL、更新ができないときが多い
  • Google系アプリがうまく使えないときがある

いかがでしたか。

安くて高機能な中国スマホ。画像や動画もとっても綺麗ですし、サクサク快適。

なんやかんやと言ってはみたものの、Google系アプリの移行さえきっちりしておけば大丈夫です。

これから中国でスマホ・タブレットを買おうかな、と思っている方はぜひ参考になさってください^^

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