「いま中国での生活って、どんななの?
コロナ規制って、どれくらいあるの?
飲食店で酒類の提供される?」
こんな疑問に答えます。
中国の現状は?コロナ規制の「いま」【2022年1月最新情報】
PCR陰性証明がないと、電車にも乗れない
まず、今中国では、自分のコロナ陰性を証明しないと自由に出かけられません。
コロナ関連の個人情報は、すべてWeChat(中国版LINE)に集約されています。
- PCR検査結果(検査日時含む)
- ワクチン接種状況(接種日時、接種回数含む)
これをQRコードにしたものが「健康码(健康コード)」。PCR陰性であれば緑色になっています。また、ワクチン接種後だと盾のマークが入ります。
自治体ごとに異なるアプリでQRコードを作成する必要があるので、別の市・省へ移動するときは改めてその自治体のアプリのダウンロード・登録作業をします。
この「健康码(健康コード)」は、いたる所で提示を求められます。
提示がなかったり、QRコードの色が緑でないときには、入場を拒否されます。
今後は、ワクチン未接種のままだと、新幹線(高鉄)に乗れないなどの規制が増えていくと予想されています。
感染者がでた地区の住民は、PCR検査を受ける
感染者がでたら、その都度、行動履歴に関係する地区でPCR検査が実施されます。また、感染者や濃厚接触者の住むマンションは隔離状態におかれます。
PCRの話に戻りますが、ワクチン接種済でもPCR検査の対象に入ります。接種済でも感染した例も多くあるからです。
最近深センで1日2~3人感染者がみつかった時期があり、住民全員にたいして3日に1回のPCR検査が義務付けられました。2021年5月にデルタ株感染者が深センに発生したときも、深センの住民全員(東京23区の人口とおなじぐらいの人数)に3日間でPCR検査が行われました。
PCR検査の受け方・流れはこちら。
- マンションの張り紙や、会社からの連絡で検査場を知る
- 並ぶところに提示してあるQRコードをWechatで読み込む
- 名前やパスポート番号など、必要事項を入力
- 並んで検査をうける
実際の様子はこちら。
かなりの人数が受検していますが、混乱もなくスムーズにPCR検査が実施されていきます。ボランティアの方々(赤ベストを着用)もテキパキと働かれています。
PCR検査の方法は、綿棒のようなもので喉をこすり検体を採取するというもの。
検査員によっては喉の奥までつっこんできたり、ガシガシとこすってきたりして、受検者のダメージとしては当たりはずれがあります。笑
検査結果は、紙などで送られてくることはありません。翌日にも自分の健康コードを開けると検査結果が表示されています。
飲食店での酒類提供あり!感染者発生エリアにあるバーは閉店も
規制が厳しいといえば厳しいですが、普段の生活はそこまで息苦しくありません。
飲食店も通常どおりに営業していて、酒類の提供もありです。ただし、感染者がみつかったエリア付近のバーや大き目の観光スポットは規制されていて、今は軒並み閉まっています。
ちなみに、深センではコロナに敏感な人が多い印象。
しっかりマスクを着用している人がほとんどですし、近場で感染者が1人でもでれば飲食店に入っていた予約も軒並みキャンセルになるといった具合です。気をつけている人が多いことは、1つの安心材料かなと思っています。
もちろん旅行といった感染リスクが高い行動は、特に外国人である我々には、なかなか難しいのが現状です。私は深センに住んでいますが、1~2時間で行ける距離にある香港・マカオはどちらも隔離なしには行き来ができません。旅行中に規制にかかれば、しばらく戻ってこられない可能性も。
オミクロン株の流行もあり、日本への帰省や、海外旅行は、しばらくできない状況が続きそうです。
まとめ
まとめると、
- PCR陰性証明のQRコードをつかった、移動制限がある
- 感染者発生の都度、居住マンションの隔離&住民にPCR検査実施
- 飲食店は通常営業
(感染者発生エリアは例外。バーや観光スポットは閉まっている)
ということで、
感染者発生時の規制はすごいけど、普段の生活はある程度自由にできて閉塞感はそれほどないのが、中国での生活の「いま」でした。
いかがでしたか。
このブログでは、中国(深セン)の最新情報やお役立ち情報を発信しています。気になることや知りたいことがあれば、コメントやお問い合わせをお気軽にお寄せください^^
>>>中国でのワクチン接種についてはこちら
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それではまた次の記事で。再见~
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